円→ペソ生活に変わった男の物語

大学卒業後 東証一部上場企業就職したものの フィリピン移住を決意し3ヶ月で退社 新天地で始まるヤスの新世界。 発展途上のカリスマ無職の破天荒ワールドへようこそ。

不便に染まりかつ知恵を出して生きる

こんにちは。

フィリピンのヤスです。

 

今日は”知恵”という言葉に着目して話して行こうかなと。

いきなりですが、みなさんって毎日頭絞りに絞って生きてますか?

 

きっと日本人は受験生じゃない限り、頭がよじれるくらい

毎日バチバチに考えることって少ないと思う。

なぜなら、そんなに頭使う必要がないから。

 

じゃあなんで日本はそんなに頭使わなくていいかって

日本って国はいろんな頭のいい先人達が

すごい便利な国に仕立て上げてくれたから。

 

例えば、飲み物が飲みたいなら

どこでも徒歩圏内に自動販売機が置いてあって

 

どこか遊びに行きたい時は

毎日定刻通りに来る綺麗な電車に乗れて

 

ものが壊れたら綺麗なショッピングモールに行けば

さらに進化して魅力的な商品が買えたり

 

日本ってめっちゃいい国ってつくづく思うわ。

でもフィリピンは、日本に比べたらだいぶ遅れてる。

 

自動販売機なんてどこにもないし。

電車なんてマニラにしかないし

定刻なんてあってもないようなものだし。

ものなんて中国製の安いものだからすぐ壊れるし。

 

まあ結論フィリピンってクッソ不便なわけよ。

でも俺は不便だから嫌とも思わないし(たまにイラつくけど)

日本に帰りたいっても思わない。

 

なぜかと言うと、

不便だからこそ、出てくる知恵があるから。

 

あるとき、スラム街遊びに行ったとき、

政府の建物につながる水道パイプかち割って

子供達が水浴びしてたの。

もうパイプから噴水みたく水がダダ漏れ

水道会社さんごめんなさい

 

やばいだろって思うけど

それも彼らなりの知恵の出し方なのかなって。

 

スラムの人間は金がないから水を飲めないなんて

馬鹿なこと言ってたら明後日には死ぬからね。

 

必死にみんな頭使って生きてる。

ただ悪い方向ではあるけど、、、。

 

他には、海で釣りをしようとした時の話

釣りをするにはもちろん生き餌がいるんだけど、

探したけど、どこにも売ってないんだよね。

日本でいういわゆる釣具屋さんってのがないわけ。

 

釣竿とかはショッピングモールとかでなんとか

手に入るんだけど、生き餌っていうのが売ってないなーって思ってた。

俺は日本でそこそこ釣りばっかやってたからワームっていう

ミミズみたいな疑似餌で対応して魚釣りしてたんだけど、

となりの子供達がまあたくさん釣るわけ

 

そこでなんの餌使ってるのって聞いたら

生き餌使ってるよって。

どこで買えるの?って聞いたら

捕まえるんだよって。初耳、、、。

 

そこで生き餌の捕まえ方教えてもらうことに。

砂浜にパンを溶かした水を撒いて行って

そしたら3秒後に砂浜からミミズみたいなのが

餌だと思ってウニョウニョって出てくるの

その一瞬で子供が手づかみでガシッと捕まえる。

マジで職人技

 

俺も何回か試したけど1匹しか捕まえられなかった。

その間に子供達は20匹ぐらい捕まえてた。

こうやって遊びをやっていくんだって

餌から捕まえていくのが 釣りなのかって。

感動しちゃったよね。

 

不便=ダメ

って言う方程式は一概には言えないかなって。

不便だからこそ見える景色とか

不便だから思いつく知恵とかあるから。

 

日本の昭和時代の話をよく聞くじゃん?

ものは使えるまで使うって

 

俺は少し前までデイサービスでバイトしてて

よくおじいちゃんおばあちゃんから昔の話聞いてたんだけど

昔の人間の知恵ってすげえなって思ってたんだよね。

昭和っていう不便な時代を生きた人間はやっぱり強い。

生きるために頭をキリッキリに絞ってるんだろうな。

 

今の日本では便利でなかなか新しい生きる知恵を見つけ出すのは難しい

なんならぼーっと生きてたらなかなか見つけられないよね

日本って国はすげぇ。

海外に住んで、ますますよさが感じられる。

 

でも俺はフィリピンが好き。

周りからお前変わってるよなって言われて

そんなことないのになぁって思ってたけど

やっぱり俺ってかなりフィリピン好きの変態なのかも。

 

そんなことは置いといて、タイトルの

不便に染まりかつ”知恵”を出して生きる

 

意味わからないよね、、、?

 

でも俺が伝えたいことっていうのは

人間って不便に直面したときに

新しい発見や成長ができると思ってて

そこで人間って強さというか

深みというか年輪というか

深みが出てくるんだろうなって思うんだよね。

 

ここからが昨日の料理の話の続き。

 

自分っていう素材を作り上げようと思ったとき

自分をいろんな不便、困難っていう環境において

未熟なうちにたくさん経験して、

強くなって強くなって

最後にすごい出汁のでる素材が出来上がると思うんだよね。

 

だから若いうちは少しでも難しい道に挑戦してみて。

でも努力と苦労は履き違えてはダメ。

行動の全てに理由を持ってみて

後付けでもいい。

 

これなら成長できるって思ったら全力で挑戦してみて。

少しでも挑戦して少しでも成長したら

すげえうまい料理に出来上がるから。

 

俺もこんなこと書いてるけど

正解なんかしらん。

↑これちなみに俺のモチベーション

正解なんて探してたら

いつの間にかおじいちゃんになってっから。

 

正解なんて知らねえけど

とりあえずやってみる

そしたら心の中からワクワクが止まらなくなってくるから。