円→ペソ生活に変わった男の物語

大学卒業後 東証一部上場企業就職したものの フィリピン移住を決意し3ヶ月で退社 新天地で始まるヤスの新世界。 発展途上のカリスマ無職の破天荒ワールドへようこそ。

フィリピンが好き。でも理由はわからない。

 

 

こんにちは。
フィリピンのヤスです。
今日は俺がなんでフィリピンに来たのか
説明していきます。


まず初めてフィリピンが
好きになったきっかけから。

18歳の大学1年生の時
学校のスタディツアーって言う
授業の一環で2週間
フィリピンに滞在した事が始まり。

初めての海外ということもあって
衝撃的なことも多く、
2週間という短い間だったけど、
自分の価値観とか概念とか
全てひっくり返された。
幸せの感覚だとか
日本人の愚かさだとか

そして何より人が面白くて暖かい。
でも、もっと色んな国に行って、
いろんなこと感じようって思って
その後にマレーシアとか
インドネシアに行ってみて、
そこでもっと視野が広がって
とりあえず俺は東南アジアに
ハマってしまったんだよね。


それに英語を本気で話したいって
その時に感じたんだよね。

だから大学3年生の時に
英語を話すために留学を決意。


でも多くの選択肢から選んだのは
フィリピン
理由は学費が安いから。
あと俺の大学での専攻分野の
貧困問題とかも学べると思ったから。

そこでフィリピンを1年間
感じに感じて、この国への移住欲求が爆発。
それで移住に至ったわけ。

いつもみんなが俺にする質問
なんでそんなにフィリピンが好きなの?って

みんなはフィリピンパブのイメージが強いから
女が好きだからだろとか言って
からかうけど、俺は説明できない。

俺ってなんでフィリピンが好きなのって
質問されてもただただ
大好きだからとしか答えられないんだよね。

でも来たら絶対わかる
俺がこんなにもフィリピンが好きな理由が。

圧倒的な大自然
人の本来の暖かさと
幸せの本当の意味を

あと、急だけど最近色々考えさせられてるのが
ブルーハーツの「青空」って曲。

ブラウン管の向こう側 カッコつけた騎兵隊が
インディアンを打ち倒した ピカピカに光った銃で
できれば僕の憂鬱を 撃ち倒してくれればよかったのに
神様にワイロを贈り 天国へのパスポートを
ねだるなんて本気なのか? 誠実さのかけらもなく
笑っている奴がいるよ 隠しているその手を見せてみろよ
生まれたところや皮膚や目の色で
一体この僕の何がわかるというのだろう
運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいい こんなはずじゃなかっただろ?
歴史が僕を問い詰める まぶしいほど青い空の真下で
って歌詞(よかったらみんなも聞いて見て)

この歌詞には色々な意味が込められてる。

この歌の歌詞中で一番好きなのが
”生まれた所や皮膚や目の色で一体この僕の何がわかると言うのだろう”
って言うところ。
そう俺って人種差別が大嫌いな人間。

俺はたまにバーとか居酒屋で
隣のおっさんグループで
フィリピン人の女は安く買えるだとか
クソみたいな話をきく。
こんなの俺からしたら
私は人種差別主義者ですよって公共の場で
酔っ払って大声で話してるようにしか聞こえない。

あと、友達、先輩にも
フィリピン旅行に行く時にいくらで女買えるとか
クソみたいな質問される。
でも俺はリアルを答える。

ただ俺が伝えたいことは
裕福に成り上がった国は
発展途上国の女性を
モノとしてしか見られないの?
人っていつから買うモノになった?
日本っていう国ってこんなに落ちたか?
日本男児としてプライドもクソもねえ

俺だってもちろん男だから
そう言う気持ちになるときもある
俺は絶対女は買わない。
日本と同じ真っ向勝負でナンパするだけ。

金にモノ言わす男が一番だせえ。

俺が今この歌を例に伝えようとしてることって
すごい複雑で言葉にしにくいんだけど、

生まれた国
経済状況
宗教や習慣で
なんで差別が生まれてくるんだろうって。
人それぞれ自由があるはずなのに
差別という言葉や行動が出て来てしまう。

そんなんじゃ自由な生き方なんかできない。
ましてや俺がフィリピンが好きな理由なんて
誰にも理解できない
俺なりに考えに考えて見たけど、
やっぱりわからない。
フィリピン人の温もりとかが一番なのかな

フィリピン人って
生まれたところも
皮膚も目の色も
植民地時代の過去も
誰も何も気にしてないから。
ただただウェルカム。

こんな国に住まない理由が見つからない。
そしてみんな夢を持ってる。
しかも素敵な夢を。
一回だけでいいからフィリピンに来て
俺が感じてる同じこと
みんなにも感じて欲しい。

今日の話は
フィリピンが好き、でも理由がわからないっていう
曖昧で難しいお話でした。

最後まで読んでいただきてありがとうございました。